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歯科治療と口腔ケアの重要性

歯科医師等による「専門的口腔ケア」と介護職員による「日常的口腔ケア」の協力イラスト 歯科医師などによる「専門的口腔ケア」 歯科医師と介護職員の協力体制 介護職員による「日常的口腔ケア」

口腔ケアは、歯科医師等による「専門的口腔ケア」と、患者様・介護者様・介護職員の皆様による「日常的口腔ケア」との協力体制が必要になります。

歯科専門職だからできる治療もありますが、患者様・介護者様・介護職員の皆様だからこそできる日々のお口の清掃やマッサージなどのリハビリ、発見などもあります。

歯科医師・歯科衛生士と患者様・介護者様・介護職員の皆様とが力を一緒に合わせることで、患者様の生活がより豊かになったり、介護負担の軽減につながったりします。

口腔ケア:治療による痛みの除去、清掃による爽快感、マッサージ・リハビリによる嚥下機能の回復・唾液の分泌 口腔ケアの効能による食欲UP・体力UP・積極性UP・口腔機能UP・感染症予防 口腔ケア:治療による痛みの除去、清掃による爽快感、マッサージ・リハビリによる嚥下機能の回復・唾液の分泌 口腔ケア:治療、清掃、マッサージ・リハビリ 痛みの除去・爽快感・嚥下機能の回復・唾液の分泌 食欲UP:食事形態の改善。柔らかいものから固いものへ。 体力UP:免疫力の向上。租借機能の向上・栄養の増強。誤嚥性肺炎・インフルエンザ等、感染症予防 積極性UP:コミュニケーション。会話・発声・表情の向上 口腔機能UP:呼吸・咀嚼・嚥下・発音・唾液・味覚・表情・脳への刺激 QOLの向上 介護負担の軽減

歯がない人にも、なぜ口腔ケアが必要なのか

歯のないお口イラスト

歯が無いからこそ気をつけなくてはいけない

お口は命の入り口です。歯がなくても、口腔内はデリケートな粘膜で覆われています。また、食べ物を「嚥下(飲み込む事)」したり「呼吸」したりと重要な器官です。

歯がなく総入れ歯を使用していて「どうせ自分の歯がないのだから、入れ歯だけきれいにしておけばいいだろう」と思っている方(ご家族の方)はいませんか? 歯のない方が口腔ケアを怠ると、どんな危険性があるのでしょう?

口腔ケアの必要な理由

理由 1
誤嚥性肺炎の予防

日本人の死因の第4位は肺炎であり、そのうちの約9割が高齢者で占められています。
食べ物がうまく飲み込めずに肺に入ってしまうことを「誤嚥」といい、それによって引き起こされる肺炎が「誤嚥性肺炎」です。誤嚥は高齢者肺炎の最大の発症原因となっています。

誤嚥が関わっているとみられる肺炎は、69歳以下ではわずか11%であるのに対し、70歳以上ではじつに60%に達するという報告があります。ご高齢者の方たちにとって「誤嚥」は、とても重大な結果を引き起こしてしまう可能性がある疾患なのです。

口腔ケアは誤嚥性肺炎予防に
どのようにつながるの?

誤嚥が疑われるような方は、低下した咽頭や口腔の機能をリハビリテーションにより回復させたり、それぞれの状態にあった食事形態を考えることが大切になってきます。それにより、細菌などに汚染された食物や唾液を誤嚥してしまう可能性を引き下げることにつながります。

理由 2
嚥下力低下による窒息の予防

口腔の機能が低下すると、お口の周りや口腔内・喉の筋肉が衰えてしまい、食べ物を上手に飲み込めない状態になり、窒息を起こしやすくなります。

口腔ケアは窒息予防に
どのようにつながるの?

お口の体操やリハビリを行うことで、口の周りの筋肉や舌の動きがよくなり、唾液も出やすくなります。それにより食べ物をうまく飲み込みやすくなり、窒息を予防することにつながります。

理由 3
感染症(肺炎など)の予防

乾燥した口腔内は、細菌の温床となります。繁殖した細菌は食事と一緒に体内に運ばれたり、誤嚥により肺炎を引き起こしたり、様々な疾患の原因となります。

口腔ケアは口腔疾患予防に
どのようにつながるの?

お口のお掃除をすることで、口腔内の細菌を減らすことができます。
また、口腔内の環境を適切に保湿することで、細菌による汚染の防止につながります。口腔内や粘膜の保湿には、適度な水分補給や保湿剤を利用したり、口腔リハビリによって刺激を与え唾液の分泌を促したりします。

理由 4
生活環境の質の向上(QOL向上)

お口の機能は、食べることはもちろん、コミュニケーションにおいても重要な役割を果たしています。例えば口臭が気になるあまり、ご本人も話相手もおしゃべりを避けてしまい、コミュニケーションの機会が損なわれてしまうといったケースが考えられます。

あるいは口腔内が乾燥して「食事が食べにくい」「口が乾く」「舌が動きにくい」といった症状があらわれ、食事を楽しめなかったり、言葉が不明朗になってコミュニケーションに悪影響が出たりすることもあります。

口腔ケアは QOL の向上に
どのようにつながるの?

口臭がなくなったり口腔機能が向上すれば、言葉をはっきりと伝えやすくなったり、お口の中がさっぱりして笑顔が増えたりして、コミュニケーションの機会を回復させたり、生活の質を上げることにつながっていきます。

口腔ケア無料セミナー

訪問歯科診療イメージ

介護スタッフ(ケアマネージャー・ヘルパー・施設職員)・介護の必要な方を対象に、歯科医師・歯科衛生士による口腔ケアに関するセミナー・講習会を無料で実施いたします。
※ご契約先に限ります。

口腔ケアの重大性・必要性をご理解いただくためにも、ぜひ皆さまでご参加ください。

勉強会の内容

口腔ケアとは

お口の中を清潔な状態に保つことが、いかに大切なことか、汚れたお口が及ぼす全身的なリスクを説明。また、清掃だけでなく、リハビリ等の機能的口腔ケアの大切さもご紹介いたします。

噛むことの大切さ

日頃、当たり前に行っている、食べる・噛む・飲み込むの嚥下機能の不思議と役割を説明します。加齢や病気でこの機能が低下すると、お口からの栄養が摂れなくなります。

唾液の大切さ

加齢や薬の副作用が原因で唾液の分泌が減少すると、お口の中の粘膜が乾燥します。口腔内の乾燥が及ぼすリスク、唾液の大切さを色々な角度から説明いたします。

口腔リハビリ

お口周りの体操やマッサージ方法についてお話いたします。お口の中の清掃と同じく、口腔ケアには欠かすことのできない大切なケアです。

舌のお手入れ

舌の汚れ(舌苔)を放置しておくと、口臭はもちろんですが、味覚が損なわれたり細菌が繁殖したりと多岐にわたり悪影響を及ぼします。舌のお手入れ方法等もアドバイスいたします。

入れ歯のお手入れ

入れ歯の入れ方、外し方。お手入れの方法等、分かりやすく説明いたします。

用具の説明

口腔内の清掃等に使用する、普段ではあまり見かけない用具のご紹介と、使用方法を説明いたします。

質疑応答

お口に関するご質問等にお答えいたします。

歯科衛生士イラスト